日本人は「平均8時間」座っており、世界で見ても最長である。その結果、下肢に集中している筋肉を使わなくなる。います。最も大きい太腿の筋肉やふくらはぎが働かないため血流や代謝機能が低下する。そして、高血圧や、糖尿病、骨粗鬆症などを招いてしまう。
腰痛や坐骨神経痛の原因は座ってる姿勢と時間
そして座っている姿勢は、老化で最も衰えやすく、キングオブインナーマッスルである腸腰筋や足裏のハムストリングを圧迫して固くする。積み重ねた結果が坐骨神経の痛みや腰痛である。腰が痛いと言ってマッサージを受けて血行が良くなっても、座って5分も経てば元の体に戻ってしまう。長生きしたいなら、腰が痛いと嘆く前に、今すぐソファーから立ちあがろう。
WHOは身体活動および座位行動に関するガイドラインで警鐘を鳴らしている
WHOは、長時間の座りすぎが健康に及ぼす悪影響を減らすため、高強度の身体活動を以下の推奨レベル以上に行うことを目標にすべきであるとして警鐘を鳴らしている。中々、ハードルの高い推奨レベルである。先ずは、テレビを1時間で消してソファーから立ち上がるのが良いかも知れない。
65歳以上高齢者の推奨レベル
週間で150~300分の中強度の有酸素運動、もしくは75分~150分の高強度の有酸素運動、もしくはその組み合わせで同等の時間・強度となる運動を実施するべきである
1週間のうち2日は、中強度以上の負荷をかけた筋力トレーニングを取り入れるべきである
週間のうち3日は、身体的なバランスや筋力を維持するための複合的な身体活動を行い、転倒を予防すべきである
身体活動および座位行動に関するガイドライン(WHO Guidelines on physical activity and sedentary behaviour)
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