郷ひろみさん主演の「定年オヤジ改造計画」を見た。この主人公のような亭主関白的な定年オヤジは、団塊の世代ぐらいまでの存在のような気がする。残念ながら、今の定年オヤジの家庭でのポジショニングは高くない。
このドラマの魅力は、郷ひろみさんの主演だろう。65歳にしてあの若さ、スタイルの良さを我が腹と比較せざるを得ない。今回は、”定年後の肉体改造に対するもがき”を紹介する。郷ひろみさんを追従することなく、単なるもがきで終わる事は間違いない。しかし、この飽くなき戦いのスクラップ&ビルドが今は前向きな挑戦と考えている。我が腹への戒めとしての挑戦だ。
老後には太極拳
筆者は長く太極拳の稽古をしている。最初に関心を持ったのは、海外旅行に行った時に、ホテルの庭で朝から優雅に太極拳をしている外人に遭遇した。その動きはとても緩やかで、呼吸で自己と対峙しているように見えた。近所の公民館で教室があるのが分かりすぐに参加した。先生から教わったのは、太極拳では力まない事が大事なこと。丹田(へそ周り)だけ意識して膝も緩めている。これは武道として力んでいると相手の攻撃に弱いからとの理由。さすが、中国で歴史の深い武道である。
武道であるが、その動きは緩やかで、これから年をとっても続けていける。脳神経のリハビリとして取り入れられるほど、その緩やかな動きの効果は健康体操としても実証されている。以下の動画は24の型に入る前の準備体操、「八段錦」だ。全てが呼吸を促すための動きになっている。前記事、「定年後、楽しみにしている事リスト1- bucket list」でも書いたように、本場の中国では公園で老若男女が朝に公園で稽古している。見た事のある人の情報では、”ほぼ動いていない”が”、止まってはいない太極拳をいつか体験してみたい

一日30分のチューブトレーニング
いざ体を動かそうと思っても、自作の体操では続かない上、モチベーションも低い。パーソナートレーナーから「トレーニング・バンド」を教えてもたった。このバンドは収縮する布バンドに9の穴が空いていて、手や足を入れてトレーニングを行う。トレーニングの種類や体の大きさ、体力に合わせる事ができるのが特長だ。素晴らしいのが、株式会社アルカが提供しているYouTubeで、様々なトレーニング方法を教えてくれる。肩や肩甲骨、足や股関節などをまんべんなく鍛えられる。30分の動画で全て行うとヘトヘトになる。ジムにおいてあるマシーンの代替に十分になる。これを使い始めてから肩こりは軽減した。やはり、”筋肉は嘘をつかない。
