副業を希望している人は増えてるが、実際には増えない

定年後の選択
PVアクセスランキング にほんブログ村

人生 100 年時代を迎え、自らの希望する働き方を選べる環境を模索する若者が増えている。老人にとっても年金だけでは生活できない、自分が活躍できる場を広げたいなどそのニーズは高い。しかしながら、副業を希望する人は年々増加しているが、実際に副業に就けた人は増えていない。

政府の成長戦略実行計画

政府は活力ある経済活動と労働力不足解消に向けてシニアの参画と支援を進めている。70歳までの就業機会確保として以下のような施策と支援策を推進している。働く意欲があるシニアが十分に活躍できるように労働環境の場を整備するとしている。

(a)定年廃止

(b)70歳までの定年延長

(c)継続雇用制度導入

(d)他の企業(子会社・関連会社以外の企業)への再就職の実現

(e)個人とのフリーランス契約への資金提供

(f)個人の起業支援

(g)個人の社会貢献活動参加への資金提供

出典:成長戦略実行計画

副業・兼業の促進に関するガイドライン

副業をしたいと思っても、企業側が受け入れられなくては進まない。厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発行して、受け入れる側の企業の体制や支援をまとめている。副業は会社に内緒が常識だったが、今や副業は当たり前の時代になりつつある。人口の減少、高齢化社会、静かな退職の増加など、年金どころか、国の経済を支えるマンパワーを将来にわたり確保していくことが必要だ。シニアもポータブルスキルアップを磨き、共に国を支えていく時代なのだ。

起業の学校 WILLFU 社会人講座

PAGE TOP