幸福度を高めるには?

定年後の選択
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世界幸福度ランキング2022」において、日本の順位は54位

「世界幸福度ランキング2022」において、日本の順位は54位と、先進諸国の中で最低順位に位置している。「人生の選択の自由度」と「他者への寛容さ」の数値が目立って低い。「一人当たりの国内総生産(GDP)」、「社会的支援」、「健康寿命」に関しては、ランキング上位国と大差がはない。

出典:https://worldhappiness.report/

大切なのは人間関係の質と「寛容さ」

ハーバード大学は、心と身体の健康状態を長年調査している。プロジェクトの目的は「幸福と健康の維持に本当に必要なものは何か」である。

「75年間にわたる研究からはっきりと分かったこと、それは、私たちを幸福で健康にするのは、富でも名声でも無我夢中に働くことでもなく、良い人間関係に尽きる」                 — ハーバード大学心理学教授、ロバート・ウォールディンガー博士                   少子高齢化が加速する日本「実感としての幸せ」に影響を与える要因から引用

大切なのは人間関係の質であり、数ではないということ。この温かな人間関係を築くうえで必要となるのが、自分と意見や立場が異なる人たちに、どれだけ理解を示すことができるかという「寛容さ」。やはり、日本人が実感として豊かさや幸福感を感じられない理由として先にあげた要因が、ここでも関係している。

老後資金や健康問題も重要であるが、その前に、長い老後を共に過ごす事になる夫や妻に先ずは寛容になることが幸せの第一歩なのかも知れない。「人生の選択の自由度」については人生100年時代になり選択肢は広がる。但し、選択肢を広げるのは自分自身なので、切り開くためのリキリングが鍵を握る。

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