いざ、ハローワークへ、体験記

定年後の手続きとお金
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定年退職して、会社から「離職票」が届いた。失業給付と職探しを進めるために、ハローワークに行く必要がある。とはいえ、一度も転職をした事がない筆者にとって、ハローワークがどこにあるかから始まる。都内には15箇所あるが23区以外は少ない、住んでる住所によって管轄が決まっている。

定年退職は、会社都合?自己都合?

事前にアポイントを入れる必要はないが、多くの人が訪れている。窓口に行くと、離職票の提示を求められる。離職票は2枚で構成されており、2枚目に離職理由があり、筆者の場合は、「定年による退職」と会社が記載している。この理由に対する同意を求められる。所謂、会社都合か自己都合かがここで決まる。定年は、会社が定めた期限であるから会社都合のようなイメージがあるが、残念ながら​​​​、「正当な理由がない自己都合により離職した方」に該当する。これまで、自己都合の給付制限期間は、3ヶ月から2ヶ月に短縮されている。​​

上記の受給資格の決定手続きの後は、雇用保健の説明会になるが、コロナの中、後ほどYou Tuveを自宅で見る方式に変わっている。最後は、窓口で職業相談、職業紹介を受ける。筆者はハローワークインターネットサービスで、事前に登録していたので、今回は確認程度で終わった。窓口で登録サイトのQRコードの提示を求められた。希望職種などのインプットをハローワークで行うのも手間なので、ハローワークインターネットサービスの事前登録はお勧めする。

定年退職者の場合、給付日数は150日

20年以上被保険者であった定年退職者の場合、給付日数は150日だ。給付される前に、1週間の待機期間があり、その後、2ヶ月の給付制限があって、初めて支給が開始される。支給額は1ヶ月後の初回認定日に通達される。認定日は、毎月設定され、認定日までの最低2回以上の求職活動(窓口での相談も加算可能)が必要だ。また、就職、内職の記録やそれに伴う収入記録も申告しないと受給する事はできない。

事前準備があれば、窓口での職業相談含め1時間程度あれば完了する。ハローワーク窓口業務はスムーズで、システマティックに動く。当然ではあるが、職探しは本人の強い意志とそれを支えるスキル次第だ。これから何となく、毎月ハローワークに通ったとしても結果は出ない事が想像できる。ましてや60歳からの職探しと職業訓練は厳しい選択になる。筆者の職探しとスキル取得、そしてハローワークの支援内容については、このブログで更新していく。

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