男性81歳、女性87歳とは”平均寿命”である。元気でいられる健康寿命は10歳も下回る。60歳の筆者にとっても後10年だ。不健康状態になって寝たきりになって、年金だけ割り増しになっても使えない。思い切って太く短く、健康な時にどんどんお金も使って、楽しかった思い出をたくさん作り、豊かな老後だったと思えるかである。しかしながら、人生経験もある大人がノーテンキに遊び回るのは多少気が引ける。健康寿命が少しでも長くなるような対策が必要だ。
平均寿命と健康寿命の差
出典:厚生労働省
ポイントはどのようにタンパク質をどのように摂取できるかだ。
健康の鍵を握るのが筋力だ。老化により加速するのがお尻と足の筋力低下である。だからといって、一日10,000万歩歩いて膝を痛めて寝たきりになる話は良く耳にする。以前のブログでも記事にしたが、老人こそ個人の体のクセや体力に合わせた筋力作りが必要であり、パーソナル・トレーニングが必要である。老人の思い込みや我流で試みても上手く行かない。筋力作りは科学だからだ。筋力作りに投資して、筋力をあげる人だけが、長い健康寿命を手に入れることができる。自分にあったトレーナーとの出会いが老後を変える。
医師監修のオンラインカウンセリング
パーソナルトレーニング
もう一つ大事なのが、栄養。ご飯やパンだけを食べても筋肉はつかない。老人の健康において最も不足しているのがタンパク質。一食20g、1日に60gは最低必要としている。20gのタンパク質を取るのは至難の業だ。プロテインやサプリで代用しないと続かない。人間が死ぬ時は心臓や呼吸が止まる。これらも筋力である。健康寿命を支えているのはタンパク質かもしれない。