世界的な金融引き締めが景気後退を誘発している
退職金をはじめとした老後資金の危機が始まっている。世界的な金融引き締めが景気後退を誘発している。昨日、米連邦準備理事会(FRB)は0.75%の利上げを決めた。通常の3倍の利上げ幅で、政策金利3%超はリーマン危機以前の水準となる。金融引き締めにより、景気の悪化懸念は一段と強まりそうだ。
以下の記事でまとめたように、投資は少しづつ長期投資する方針は変えてないが、現在は余りにも投資環境が悪化している。株式の用語で、「落ちるナイフを掴むな」と言う名言がある。プロの投資家でも苦労している中で、素人が手を出せば痛い目に会う。ましてや虎の子の老後資金を安全に運用したい。
市場の底値は誰も知らない
以下のチャートを見ると米国を代表する株価指数はS&Pは大幅に下がっている。特に、Apple、マイクロソフトなどテック企業(NASDAQ)を中心とした成長株の下落が大きい。老後資金資金投資先の一つと考えていたビットコインは-51%と更に暴落している。

この世界的な景気後退は始まったばかりだ
この世界的な景気後退は始まったばかりだ。この景気後退が3か月か1年か誰も分からない。日本は世界に逆行して金融緩和の方針だ。日銀が国債を買い支える。それでも、日本株は米国や中国市場に連動する。それでは老後資金はタンスにしまうか、市場が回復するのを待つかの選択になる。もう一つは、難しい環境ではプロに委ねるのも選択肢だ。ひふみ投資の基準化は安定している。守りながらふやす運用が特長とのこと。市場動向をファンドマネージャーやアナリストが解説してくれるのはネット証券にはない特長だ。また以前にも紹介した不動産クラウドファンディングも実績平均利回りは10%越えており、元本割れの実績もゼロとのことだ。

