老後資金で年10万円のボーナスを皮算用

退職金の運用
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現在の株式市場未だは安心して老後資金を委ねる状況ではない。この状況は米国や欧州の利上げを起因とした景気後退や円安やインフレなど見通しがつかない。とはいえ、虎の子をタンスにしまう訳にはいかない。市場から退場してはいけない。

サラリーマン時代と同様に年2回のボーナスを皮算用

購入した株の価値が上昇する事によって得られる利益(キャピタルゲイン​​)を狙うのが株式投資の本流ではあるが、株式を保有している間に受け取る配当金(インカムゲイン)で老後資金や生活資金に充てることができる。配当金は年1回の本決算または中間決算も入れて年2回支払う会社が多い。 サラリーマン時代の年2回のボーナスを老後でも得られれば楽しみになる。

以下は松井証券の高配当株のランキングから引用。海運株など値動きが大きい銘柄は除いた。配当利回りが5%以上あるものを3件以上投資すれば年間10万円以上のボーナスを得ることができる。もちろん、減配や株価するリスクはともなうが、投資先の一つとして検討してみる価値はありそうだ。また、国内株については、配当控除の制度がある。配当控除について国税庁のページを参照できる

銘柄名配当利回り(予想値)最低投資金額
三井住友フィナンシャルグループ(8316)5.30%414,600円
日本郵政(6178)5.22%95,700円
長谷工コーポレーション(1808)5.06%158,000円
みずほフィナンシャルグループ(8411)5.05%158,250円
双日(2768)5.00%223,900円
日本特殊陶業(5334)4.95%278,600円
ゆうちょ銀行(7182)4.92%101,600円
武田薬品工業(4502)4.73%380,100円
三菱HCキャピタル(8593)4.72%65,600円
住友商事(8053)4.71%190,800円
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)4.63%431,800円
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)4.53%408,300円
SOMPOホールディングス(8630)4.45%583,100円
東ソー(4042)4.43%180,300円
丸紅(8002)4.42%135,700円
*松井証券のHPから引用

松井証券のHPから引用

米国株高配当株という選択肢

米国株にも高配当株はある。65期連続配当を出しているP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)は株価で見てもハイテク株と比べても安定しているので、現在の厳しい環境でもある程度安心して投資することができる。下のチャートはP&GとAppleの比較。消費材であるP&Gの株価は大きく上がらないが景気に左右されづらい。

個別株は業績に大きく左右されるので、対象セクターで分散されたETFに投資するのも一つの選択肢になる。バンガード・米国高配当株式ETF【VYM】、iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF【SPYD】 などは3%以上の高配当が出ている。

松井証券
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